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きっと役に立つことでしょう。
ぜひ、最後までご覧になってください。
さて、今日のテーマは「NLPコピーライティング」です。
NLPをすでに知っている方も、
知らない方もいらっしゃるでしょうから、
まずはNLPの説明から始めたいと思います。
NLPとは?
NLPというのは、
日本語でいうと「神経言語プログラム」の略です。
英語にすると、
Neuro Linguistic Programですね。
細かい説明は、多くの方が書いているので、
割愛させていただきますが、
ざっくりと説明すると、、、
1970年代に行われた研究で、
催眠療法家のミルトン・エリクソン
ゲシュタルト・セラピーのフリッツ・パールズ
家族療法家のバージニア・サティア
という3人のセラピストが、
他の人とは比較にならないほど早く、
患者を直すことができたんですね。
その3人がどんなことをやったのか?を
研究したもので、結果として、
一般的なセラピストとは、
・異なる言語
・異なるメンタルモデル
を使っていることがわかりました。
NLPというのは、
彼らがどんなことをやっていたのかを
体系的にまとめたものになっています。
なぜそれがコピーライティングと結びつくのか?
このように考える方もいらっしゃいますよね。
なぜ、コピーライティングと結びつくのかというと、
それは、NLPというものが、
心の働きを学び、それに影響を与えるための
ツールやテクニックをまとめたものだからです。
つまり、「人を動かす」
ツールやテクニックであるということです。
それは、コピーライターや
セールスライターの目的と共通します。
すなわち、
「見込み客を説得して、行動に移してもらう」ために
使えるということです。
それではさっそく、
7つのHackに入っていきましょう。
Hack1:パターン割り込み
まず、第1のHackは、
「パターン割り込み」です。
パターン割り込みというのは、
いわゆる「想定外」です。
例えば、最近はあまりありませんが、
保険のセールス電話がかかってきたとしましょう。
電話口から、
「こちら、◯◯と申します。
西田様の保険について、
一度、ご相談させていただきたく電話しました。」
こう言われたら、あなたはどう答えますか?
私なら即答で
「すでに自分が必要な保険には入っていますので結構です。」
と言います。
セールス防衛モードとでも言いましょうか。
「いらない!」が先に出てきてしまいます。
保険屋さんには酷な話ですけどね、、、
さて、では次のケースではどうですか?
「西田さん、◯◯です。ご無沙汰しております。」
それから自然と世間話へと入ったとしたら?
◯◯さんって誰だっけ?
そう考えながらも、
セールス防衛モードには入りませんよね。
まず、「こいつは誰だ?」が先にきます。
セールスする側からすると、門前払いではなく、
少しでも話すことができます。
話の途中で、保険の話を出されても、
一度、話を聞いてしまっているので、
なかなか電話を切りづらいですよね。
(これを一貫性の法則といいます)
人間は、いつものパターンと違うものがくると、
一度受け入れてしまうのですね。
これが、「パターン割り込み」です。
セールスライターのためのアクションアイテム
では、コピーライターやセールスライターは
この「パターン割り込み」をどのように
使えるのでしょうか?
これは例えば、
「警告!」とか、
「注意!」とか冒頭に持ってきて、
見込み客の注目を引くことに使えます。
普通の生活をしている中では
なかなか「警告!」とか「注意!」なんて
言葉を目にすることもありません。
なので、”自然に”反応してしまうのですね。
では、Hack2へ行きましょう。
Hack2は「組み込みコマンド」です。
Hack2:組み込みコマンド
これは、「潜在意識に思考を植える」ためのテクニックです。
こう書くとちょっと怖いですが、
皆さんも使われていると思います。
つまり、
太字にしたり、Itaricにしたり、
下線を引いたり、「 注目 」など、
前後のスペースを空けて
言葉を目立たせることをしますよね。
このように文字を目立たせておくと、
人間の頭に”自動的に”残すことができます。
セールスライターのためのアクションアイテム
これは、すでに上に書いたように、
・太字
・イタリック
・下線
・前後にスペース
など、
あなたが伝えたい言葉を
自然と、目立たせるようにしましょう。
そうすることで、
あなたの主張を、
見込み客に自然と
受け取ってもらえるようになります。
ぜひ、試してみてください!
それでは、次のHackです。
Hack3は「意識パターン語」です。
Hack3:意識パターン語
意識パターン語という言葉って
聞いたことありますか?
私はNLPを知るまで知りませんでした。
意識パターン語というのは、
暗示をサブリミナル的に植え付ける言葉なんです。
さっきのHack2といい、
「人を操作する」ような言葉が続くので、
ちょっと違和感ありますよね。
ですが、これは強力なHackなので、
覚えておいて損はないと思いますよ。
意識パターン語の例
もとが英語なので、例をあげてみますね。
Notice(気づく)
See(見る)
Realize(気づく)
Aware(気づく)
Experience(経験する)
Understand(理解する)
Discover(発見する)
これらの言葉が続くと、
人間は自動的に批判的思考が抑えられて、
あとに続く言葉を
すべて真実のように感じます。
これだけでは「本当か?」と
思うでしょうから、例を出しますね。
ーー
コピーライティングでNLPの戦術を使うことが
どれほど強力なことか、お気づきでしょう。
ーー
これらの戦術を使えば、あなたは今の2倍の
コンバージョンを経験するでしょう。
ーー
いかがでしょうか?
・コピーライティングでNLP戦術を使うのが強力
・今の2倍のコンバージョン取れる
この2つを受け入れやすかったのでは
ないでしょうか。
少なくとも、即答で「No!」とも
言いにくかったのではないでしょうか?
事実、ビデオセールスレターの発案者と言われている
ジョン・ベンソンは彼のVSLの中で、
これらの「意識パターン語」を
赤く色づけることで、
見込み客の警戒を解き、
自分の主張を受け入れてもらいやすくしています。
セールスライターのためのアクションアイテム
意識的にこれらのパターン語を使ってみましょう。
先程、例として書いたものの他に、
単語を使って自分自身で
例文を作ってみましょう。
例文を作ったら、
それを誰かに伝えるために使いましょう!
そうしてうまくいったものを
多く残しておけば、
あなたの今後の人生にも
有益なツールになりますよ。
それでは、
次はHack4「たくさんの”Yes”を手に入れよう」ですが、、
記事が長くなりましたので、
Hack4〜7は、次回の記事で後編として、
紹介することにしますね。
ちなみに、残りはハックはこちらです。
Hack4:たくさんの”Yes!”を手に入れよう
Hack5:次のステップを売る
Hack6:トリプルファクトを利用する
Hack7:普遍的な言葉を使う
それでは、
次の記事でお会いしましょう!
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