シリコンバレーと聞くと、何を思い浮かべますか?
詳しい方だと、
パロアルト研究所でスティーブ・ジョブズが
インスピレーションを得た場所とか、
米国のIT企業が一同に集まる拠点
と思われる方もいるでしょうか。
事実、Apple、Intel、Google、Facebook、
Yahoo!、アドビ、シスコといった名だたる
IT関連企業が誕生したIT企業の一大拠点と
言われているところです。
もちろん、今でも多くのIT企業が誕生しています。
最近では、UberとかAirbnbも
シリコンバレーのIT企業ですね。
さて、このようにシリコンバレーでは
日夜、有能な起業家たちが「ニッチ市場」を見つけようと
血眼になってリサーチをしています。
Niche is Rich!シリコンバレーのニッチリサーチ法を公開
「Niche is Rich」という言葉もあるくらいで、
他の誰も見つけていないニッチを見つけたら
大儲けできるチャンスが手に入るんですね。
今日は、そんなシリコンバレーの起業家たちが
実際にニッチリサーチをするときの7ステップを
シェアしますね。
対話から相手の願望を特定する
<ステップ①:キーワードプランナーを使う>
キーワードプランナーというのは、
Googleが広告アカウントを作れば、
無料で使わせてくれるサービスです。
特定のキーワードを、
週にどれくらい検索されているのかの
概算値を出してくれます。
ざっくりと、「どんなワードに興味もっているのか」を
探る程度です。
<ステップ②:お客さんと対話する>
次に、ターゲットとなりそうな
お客さんと対話します。
実際に、お客さんと会って話をすると、
検索しただけでは分からない”生”の情報が手に入ります。
ポイントは
お客さんの願望や悩みを聞いておくこと。
こうすることで、次のステップが
生きてきます。
<ステップ③:恐怖、ストレス、欲求の特定>
お客さんと対話するなかで、
出てきた願望や悩みを元に、
実際に感じている
「恐怖」「ストレス」「欲求」を特定します。
ここで特定した内容を使って、
よりリアルな悩みを掴む過程に移ります。
無料クラスで集める
<ステップ④:無料クラスの募集>
次に、無料クラスの募集を行います。
ここでポイントなのが、
ステップ③で特定した恐怖、ストレス、欲求で
訴求すること。
あらかじめ、ターゲットになりそうな方から
聞いた内容なので、似た方たちが集まります。
無料クラスは、
Zoomのオンラインセミナーや
リアルセミナーを開催します。
<ステップ⑤:無料クラスの実施>
ステップ④で集めた見込み客に対して、
無料クラスを実施します。
ポイントは、
リアルで見込み客と話すこと。
そして、相手にしゃべってもらうことが重要。
一方的に話をされると疲れますよね?
しゃべってもらうことで「聴いてもらえている」と
相手に好感を持ってもらうことができます。
最後に、個別コンサルをオファーします。
さらに濃いリサーチを実施
<ステップ⑥:コンサル・リサーチをする>
無料クラスで、個別コンサルをオファーして、
了承した方たちに対して、コンサルを行います。
個別なので、よりリアルな悩み・欲求を特定することができます。
ポイントは深堀りしていくこと。
「なんで、そう思うのですか?」
「なんで、そのときは行動しようとしたのですか?」
など。
なんとなく話している内容でも、
深堀りしていくことで、
見込み客の本音の部分にアクセスしていきます。
<ステップ⑦:評価する>
ステップ①〜⑥までを終えたら、
ここまでの結果を評価します。
・市場はあるか?
・商品を作ったら成功しそうか?
ここで「Yes!」だったら、
プロジェクトを開始します。
NO!だったら、
別のニッチに対してステップ①〜⑦を実施します。
いかがでしたか?
シリコンバレーの起業家というと、
華やかなイメージがあったのですが、
実際にやっていることは、
実直にやっていますよね。
あなたのビジネスのお役に立てたら
光栄です。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。